目次

第1 認定考査の結果発表

(1)認定率

2019年認定考査の認定率 考査受験者数(A)   936名
認定者数(B)     746名
認定率(B/A)   79.7%

 今年の認定率は,昨年の認定率(43.1%)と比べて大幅に上昇しました。

●参考(2018年認定考査の認定率)

2018年認定考査の認定率 考査受験者数(A)   874名
認定者数(B)     377名
認定率(B/A)   43.1%

(2)私の受け持ったクラス

2019年認定考査の認定率(私のクラス) 考査受験者数(A)   9名
認定者数(B)     9名
認定率(B/A)100.0%

 受講生の皆様はすばらしい。合格おめでとうございます。また,今度,司法書士会館等でお会いする機会がありましたら,ぜひ,勉強方法について,お聞かせください。よろしくお願いします。

(3)今年の問題について

 今年の問題は,昨年の問題と比べて非常に簡単だったわけではありません。それでは,なぜ,このような大幅な認定率の上昇があったのでしょうか。

 その理由については,おそらく,「今年の試験の問題の構造上・性質上,請求原因・抗弁・再抗弁の選択を誤ることを原因とする連鎖的な失点をすることが考えられにくい」からだと思います。

 要するに,今年の問題は,「主張・立証責任の分配を理解していなくても,問題文を,なんとなく書き写しておけば,それなりに点数がついたし,失点も少なかった」と言えるのかもしれません。

第2 今後の認定考査について

 今年の認定率が高くても,来年以降の認定率が高くなるとは思えません。むしろ,法務省としては,昨年と今年の結果を見て,来年は,「認定考査の受験生の足りないところ,苦手なところを確認できるような問題」= 「主張・立証責任の分配を理解しているかどうかを確認できるような問題」 を出題するのではないでしょうか。

 少なくとも,私は,昨年と今年の結果から,認定考査の受験生の足りないところ,苦手なところがわかったような気がします。

 もし,来年も特別研修のチューターに選任させることがあれば,その点を注意しながら受講生に対しアドバイスをしていこうと思います。


司法書士なかしま事務所
司法書士 中嶋 剛士


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