ドーピングの使用方法と効果●これを食べれば頭が良くなる
ドーピング(英: doping)とは、スポーツなどの競技で運動能力を向上させるために、薬物を使用したり物理的方法を採ること、及びそれらを隠ぺいしたりする行為。オリンピック、競馬など多くの競技で禁止され、違反行為となる。しかし、勉強や仕事では、ドーピングは禁止されていません。
そこで、今回は、私が、自分自身で人体実験した禁断のドーピングをお伝えしようと思います。
1.コリン(レシチン)
コリン(Choline, Cholin)は、循環器系と脳の機能、および細胞膜の構成と補修に不可欠な水溶性の栄養素です。実験によれば、コリンを摂れば記憶力や注意力が高まるようです。しかしながら、コリンはそんじょそこらの薬局では売っていません。したがって、代替物を薬局で手に入れることにしました。それは、レシチンです。レシチンにはコリンが入っているのです。レシチンは、サプリメントとして普通に売られています。
某コリン星からやってきたと言っていた芸能人も、このコリンを摂取していたと推察されます。
このドーピングによって、体感はできなかったのですが、私の記憶力や注意力は格段に向上したはずです。
2.イチョウ葉エキス
イチョウ葉エキスを服用することで、脳の毛細血管の血流量が著しく増加し、記憶力の向上が認められています。コリンと異なり、イチョウ葉エキスは、サプリメントとして普通に売られています。
このドーピングによって、体感はできなかったのですが、私の記憶力や注意力は格段に向上したはずです。
3.セントジョンズワート
「がっかりしてメソメソして、どうしたんだい?」と声をかけられるような状態のときに服用するドーピングのようです。効果は、(絶大すぎて計測できないのか、)認められないとする報告もあるそうです。
なお、ハイジに出てくる、あの犬ではありません。
このドーピングによって、体感はできなかったのですが、私の冷静力は格段に向上したはずです。
4.グルコース
グルコースは果実・蜂蜜・体液中に遊離して存在している、あの甘い物体です。脳を酷使すると、血糖値が下がるようですが、血糖値が下がらないようにグルコースやブドウ糖を摂取すれば良いそうです。
このドーピングによって、体感はできなかったのですが、私の脳は常に覚醒していたはずです。
5.Docosahexaenoic acid
Docosahexaenoic acid略してDHA。DHAを摂取することで、理由はよくわからないが頭が良くなるという噂は巷では有名です。いわゆる公知の事実であり、不要証事実であります。
このドーピングによって、体感はできなかったのですが、私の脳の能力は格段に向上したはずです。
6.コーヒー
多くのスポーツで禁止されるカフェインという興奮剤が入っている禁断の飲み物。この禁断の飲み物は、非常に多くの中毒者を排出しています。私は、この禁断の飲み物を製造販売している、あの緑色の半魚人のマークが、ここまで日本を侵食するとは、よもや思いませんでした。最近は、「碧い瓶」なる組織も日本に上陸し、今後より一層、日本人の中毒者を排出することが予測されます。
このドーピングによって、体感は少なめで時間も限定的ですが、私の脳は一時的に活性化しました。
しかし、このドーピングは、副作用もあり、用法用量を守らないと死に至ります(例えば、コーヒーを10㍑一気飲みすると死にます)。正しい使い方はベートーヴェンと同じように、朝に服用することです。夜に服用すると寝れなくて、翌日の仕事や勉強に影響が出るからです。
・・・さて、以上、長々と(くだらない)お話をしましたが、今回、本当に、お伝えしたかったことは、1つです。
それは、おそらく、『健康な人が、普通に食事していれば、食べ物によって、頭が良くなることはない』ということです。
仮に、頭が良くなる食べ物があるのであれば、それを皆食べてますよね。私は、中学生や高校生の頃、テレビ番組で「これを食べれば頭が良くなる」と放映されるやいなや、そればかり食べて実験を繰り返してきましたが、そのようなことをしている間は、成績が上がりませんでした。なぜなら、そのような邪道な方法ばかりに目を向け、真面目に勉強していなかったからです。真面目に勉強をしなければ、成績が上がらないのは当たり前です。辛い勉強から逃げるために、(無駄な)ドーピングに走っていたのかもしれません。
勉強は辛いでしょうが、勉強をしなければ、成績は向上しません。このような記事をうっかり読んでしまった人は、勉強に集中して頑張ってくださいね。