【NEWS】2024.10.1からの郵便料金の変更（値上げ）

　2024年10月1日から、日本郵便は郵便料金の改定を実施します。この改定は、郵便サービスの安定的な提供を維持するために必要とされています。
　この郵便料金の変更（10-30％程度の値上げ）にともない、郵送実費費用の変更（10-30％程度の増加）が見込まれます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

主な料金改定内容

定形郵便物:

• 25g以内: 84円から110円に値上げ
• 50g以内: 94円から110円に統一

通常はがき:

• 63円から85円に値上げ

定形外郵便物（規格内）:

• 50g以内: 120円から140円に値上げ
• 100g以内: 140円から180円に値上げ
• 150g以内: 210円から270円に値上げ
• 250g以内: 250円から320円に値上げ
• 500g以内: 390円から510円に値上げ
• 1kg以内: 580円から750円に値上げ

速達:

• 250g以内: 260円から300円に値上げ
• 1kg以内: 350円から400円に値上げ
• 4kg以内: 600円から690円に値上げ

レターパック:

• レターパックプラス: 520円から600円に値上げ
• レターパックライト: 370円から430円に値上げ

背景と理由

郵便料金の改定は、郵便物の数が2001年度をピークに大きく減少している一方で、人件費や燃料費の上昇、協力会社への適正な価格転嫁などの調達コストの増加が見込まれるためです¹²。これにより、郵便サービスの安定的な提供を維持するためには、料金の見直しが不可欠となりました。

注意点

• 旧料金の切手やはがきの使用: 旧料金の通常はがきやレターパック封筒は、新料金との差額分の郵便切手を貼付することで、2024年10月1日以降も引き続き利用可能です²。
• 新料金の切手やはがきの販売: 新料金の普通切手、郵便はがき、レターパックなどは、2024年9月2日から販売されます²。
• 料金改定前の郵便物の取り扱い: 料金改定実施日の前日（9月30日）の最後の取集後に投かんされた郵便物は、改定後の料金が適用されます²。

まとめ

今回の郵便料金の改定は、郵便サービスの安定的な提供を維持するために必要な措置です。利用者にとっては負担が増えることになりますが、郵便サービスの質を維持するための重要なステップとなります。新料金に対応した切手やはがきの準備を早めに行い、スムーズな移行を心掛けましょう。

¹: 日本郵便の公式発表
²: 郵便料金の改定に関する詳細