イオンクレジットサービスの和解契約書
先日、借金の整理(任意整理)の仕事で、イオンクレジットサービス株式会社(以下、「イオンクレジットサービス」という。)と無利息分割弁済で和解しました。その後、イオンクレジットサービスに作成を依頼していた和解契約書が事務所に届きましたが、その和解契約書に、私は非常に驚きました。
イオンクレジットサービス作成の和解契約書は、A3の用紙に、同一内容のA4の和解契約書が2枚分印刷されており、①署名捺印をし、②当該A3の用紙の真ん中に割印した後に、③当該A3の用紙を、真ん中で切り取り、和解契約書2枚を作成し、④1通をイオンクレジットサービスに返送しなければならないものだったからです。
通常の他の業者においては、任意整理の和解契約書は、同一内容の和解契約書が2通送られてきて、2通共に①署名捺印し、②割印をして、③相手方に返送すればよいというものです。
イオンクレジットサービスも以前は、このような和解契約書の形式だったはずなのですが、なぜ、(1)A3の用紙で印刷をし、(2)割印をした箇所を切り取らせるようにしたのでしょうか。しかも、簡単に切り取れるような特殊な紙ではなく、ただの普通の紙です。高倉健さん並に不器用な男である私は、非常に緊張しながら丁寧に切り取りをしたことは言うまでもありません。