研修に出席しない同期に対して思うこと

 昨日,愛知県司法書士会で,交通事故の研修が行われました。

 この交通事故の研修は,非常にためになるもので,レジュメも保存しておこうと思える良いレジュメでした。しかし,内容の良さに反して,私の同期は,一人も見当たりませんでした。おそらく30人ほどは登録しているはずなのに。

 私は,下記の2つのことを思いました。

(1)同期は,今回に限らずに,研修の出席率が低いのではないのか?

 たしかに,研修は,交通費自己負担で,かつ,土曜日を潰すことになるので,気が進まないかもしれません。しかし,研修の出席していないと,最悪の場合,懲戒・注意勧告を受けるおそれがあります。大丈夫なのでしょうか。

(2)同期は,誰でもできる仕事ばかりを行いたいと思っている?

 今日,船井総研のダイレクトメールで,「相続・遺言で月間◯◯万円を受任した方法」という冊子が送られてきました。これこそ,新人司法書士の夢でしょうね。相続・遺言は,司法書士であれば,試験勉強でも多くのことを勉強しているし,ある程度実務経験があれば,相続・遺言に関しては,全然わからないということはなくなるでしょう。そして,その相続・遺言で,月間◯◯万円も受任できたら,“独立できる”・“生活していける”と思うでしょう。しかし,相続・遺言は,司法書士であれば,そこまで難しい業務ではないので,参入障壁が低い業務です。一方で,交通事故等は,様々な点から参入障壁が高い業務といえます。そして,新人司法書士は,参入障壁が高い分野の勉強をするのは,当然のことだと思っています。それなのに,なぜか,新人司法書士である同期が全然参加していませんでした。

 私は,風邪を引いていて,体調不良でも今回の研修に出席したのに,不思議です。同期の皆さんは,新しい業務を覚えなくても,仕事がやっていけるのでしょうか。もし,そうであれば,羨ましい限りです。

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