【NEWS】日本司法書士会連合会と東京司法書士会の閉鎖…再開は未定(職印証明・職務上請求書・司法書士登録等・情報の更新など)
先日,新型コロナウイルスの影響で愛知県司法書士会の「電話ガイド」「総合相談センター」が休止(令和2年4月13日から当分の間)しましたが,なんと,今度は,日本司法書士会連合会と東京司法書士会が閉鎖することになりました。
https://www.tokyokai.jp/news/2020/04/post-331.html
理由は,事務員に発熱者が出たからということですが,当該事務員は検査を受けることができていないようで,日本司法書士会連合会や東京司法書士会としても難しい判断になりそうです。
なお,再開は未定のようです。
【お知らせ】新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、当会事務局の業務を令和2年4月13日(月)から当面の間休止いたします。無料法律相談(司法書士ホットライン)も休止いたします。再開時期は未定です。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
— 東京司法書士会 (@TokyoSSAssoc) April 12, 2020
さて,日本司法書士会連合会と東京司法書士会が閉鎖されるとどうなるか,色々な問題が生じますが,少なくとも,①職印証明書・職務上請求書が発行されなくなり登記業務を円滑に進めることができなくなる。②司法書士の登録(新規登録・変更・廃止)などができなくなる。③法務省から日本司法書士会連合会に届く情報が更新されなくなる。などの非常に大きな問題が生じます。
日本司法書士会連合会や東京司法書士会がどうなっているのか知りませんが,某司法書士会では自前のサーバーで業務を行っており,そのシステムが古めかしいものなので,テレワーク・リモートワークの運用は現状かなり難しいのではないでしょうか。
とりあえず,司法書士の皆さんは,職印証明書と職務上請求書の在庫を確認して,足りなければ早急に発注しなければなりません。気をつけましょう。