司法書士試験合格者の方へ★認定考査・裁判実務のための書籍(1)を投稿してから,かなり時間が経過しましたが,第2弾を投稿したいと思います。

なお,第3弾は,カトシン本とヒルマチ本を紹介します。最近,今年の司法書士合格者の方と何人か話をする機会があったのですが,「カトシン本とヒルマチ本があれば,認定考査は大丈夫」というのが,合格者の方の共通認識のようです。しかし,ここで,今年の合格者の方にちょっとお聞きしたいのですが,①カトシン本とヒルマチ本の内容わかりますか?②どうしたら,認定考査の問題を解けるようになるかわかりますか?私には,この「カトシン本とヒルマチ本」の2つの書籍では,さっぱりわかりませんでした。

第2弾である今回は,そのような迷える子羊達の救世主となる,大島裁判官の要件事実本の紹介になります。

1.大島裁判官の書籍

「要件事実≒岡口裁判官です。」と,前回の記事で,お伝えしましたが,大島裁判官の本は要件事実の初学者には非常に役に立ちます。岡口裁判官の要件事実マニュアルは,実務で役に立つ本ですが,大島裁判官の本は,要件事実の初学者に役に立つ本となります。

(1)完全講義民事裁判実務の基礎 入門編


まだ,Amazonでは,予約の受付が開始されたばかりで,私も読んでいないのですが,岡口裁判官曰く

『大島要件事実を最近買ってしまった方に悲報。
大島要件事実は,つい先日,入門編が出ましたが,さらに,発展編も発売になり,従来の内容は,この2冊に再編されるそうです。
ところで,この入門編は,読者のターゲットを予備試験受験生に合わせ,予備試験の過去問解説を載せたり,法曹倫理など予備試験に出題される他の分野も載せたり,要するに,「受験対策本」に成り下がっており,
大島要件事実は,「要件事実本」としては終わったと言うしかありません。
基本部分が載っていない「発展編」なるものの需要があるとも思えません。(岡口裁判官のFBよりコピペ)』

とのこと。

このような意見はありますが,私としては,購入予定です。理由は,「完全講義民事裁判実務の基礎 入門編(及び発展編)」の従来の内容が非常に分かりやすかったからです。その従来の内容というのが,下記(2)完全講義 民事裁判実務の基礎〈上・下巻〉です。

(2)完全講義 民事裁判実務の基礎〈上・下巻〉



この本は,非常におすすめです。要件事実を単なる暗記ものにしないためにも,是非とも読みましょう。民事訴訟法の基礎的なことから,要件事実を説明しているので,民事訴訟法に苦手意識がある方でも,要件事実を勉強できます。初学者が絶対に押さえなければいけないポイントを網羅してあるような本です。ページ数が多いですが,それだけ丁寧に解説されていると思って下さい。内容自体が,細かいわけではありません(ときどき,“要件事実論”についての細かい知識も載っていますが,初学者が読み飛ばせるよう工夫もしてあります。)。その他にも,Amazonのレビューに絶賛の声があるので,そちらも参照してください。とりあえず,数ある要件事実の本で,初学者に絶対にオススメできる本です。

余談ですが,以前,『大島本に載っているような基礎的なルールをスルーして,岡口本だけで切り貼りして訴状を作成しました』という感じの訴状を直したことがあるのですが,やはり,基礎がなっていない訴状は,ダメです。訴状は,①訴訟物,②主張,③立証で,最低限のレベルに達していないと,訴状記載の請求が認められません。岡口裁判官の要件事実マニュアルを正しく使いこなすためにも,大島本に載っているような内容は,一通り押さえていないといけません。

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