1.はじめに

 まず,複数名より試験問題を送っていただきました。まことに,ありがとうございます。

 また,私の予想に関しては,大外れでしたね。まさか,今年,抹消登記請求権が問われるとは,思いもしませんでしたよ。やはり,過去に出題された論点は,出題されやすいのでしょうか。来年から,請負・譲受債権・不法行為等も,無視できなくなりましたね。

 雑感としては,下記のとおりです。

2.要件事実

 第1問 小問(1)~小問(4)で問われた,要件事実関係の問題ですが,今年の特徴は,①請求の趣旨及び②被告の認否が出題されていないことです。要件事実自体に関しては,「要件事実ドリル」で対応できる問題ですので,簡単だったと言えるでしょう。

3.その他:要件事実,事実認定,証拠など

 第1問 小問(5)~(7)で問われた,その他の問題ですが,まだ,きちんと解いていないので,判断しづらいですが,一瞬でわからなかったので,簡単な問題ではないと思います。また,例年通り,綺麗な解答を作成するのが難しそうな問題だと思います。

4.簡裁代理権の業務範囲

 第2問 ②に関しては,(a)可分債権,(b)弁論の併合の可能性,(c)共同訴訟,あたりが論点だと思います。
 なお,①に関しては,合意解除の場合には,民法545条が適用されず,民法703条以下の適用を受ける(最判昭和32年12月24日民集11巻14号2322頁)ので,「合意解除に基づく不当利得返還請求訴訟」ということになりそうです。

5.司法書士法及び司法書士倫理

 第3問 に関しては,既出の論点のはずです。過去問を解いていれば,対応できたはずです。

6.今年の合否の分かれ道

 今年は,例年と比較しても,要件事実の出来不出来が合否の分かれ道だと思います。特に,訴訟物,請求原因でミスをしていると,合格することは,難しいのではないでしょうか。

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