債務整理の道標007~債務整理の初回相談の方法01
目次【債務整理の初回相談の方法01】
実質無料の債務整理
当事務所では,「実質無料の債務整理」を提案しています。
「実質無料の債務整理」とは、(1)過払金がある場合には、実際に返ってきた過払金より費用をいただき、また、(2)過払金がない場合、つまり借金が残る場合でも、借金の大幅な減額ができることが多く、その場合も、減額された額(※)の数%しか費用をいただきません。さらに、その費用に関しても分割払いも可能です。
(※)利息付きで本来支払うべきであった金額ー借金減額手続をした後に支払うべき金額
つまり、ご依頼者様のメリットがない場合には費用はいただかない債務整理手続となります。詳細は、当事務所までお問い合わせください。
「借金減額シミュレーター」で、あなたの借金を"いくら減額"できるか調べませんか❓
お気軽にお問い合わせください。052-737-1666受付時間 9:30-19:30 [ 土・日・祝日も可 ]
メール・LINEでのご予約・お問い合わせはこちら お気軽にご連絡ください。第1 債務整理の初回相談の方法
1.債務整理の道標について
2.今回はどんな話?
第2 相談者に用意してもらう書類など
1.相談者に適切なアドバイスをするには
2.相談者に用意をしてもらう書類
債務整理の相談者に、初回相談時に用意をしてもらう書類はどのような書類がありますか?
相談日には、あらかじめ、相談者に以下の①~⑨などの書類があれば、持ってきてもらうようにしましょう。
①債務に関する契約書、②全ての債権者の氏名又は名称及び債務残高がわかるメモ、③直近3ヶ月の給与明細書、直近2年分の年収の状況がわかる書類(源泉徴収票・所得証明書・確定申告書など)、④預貯金通帳、⑤家族の職業と収入を記載したメモ、⑥借家・駐車場等の賃貸借契約書、⑦不動産登記事項証明書・評価証明書、⑧保険証書・解約返戻金の証明書、⑨車検証など
3.債務に関する書類
債務に関する書類とは、具体的にはどんな書類ですか?
①債務に関する契約書とは、具体的には、金銭消費貸借契約書・住宅ローンの契約書・損害賠償に関する契約書・養育費に関する契約書、督促状、判決書等、貸金業者等から受領した書類およびカードなどのことをいいます。債務者は、債権者の名称等があやふやなことも多いので、ぜひ、可能な限り多くの資料を持ってきてもらうようにしましょう。
4.全ての債権者の氏名又は名称及び債務残高がわかるメモ
5.直近3ヶ月の給与明細書、直近2年分の年収の状況がわかる書類
直近3ヶ月の給与明細書、直近2年分の年収の状況がわかる書類が必要なのはなぜですか?
直近3ヶ月の給与明細書、直近2年分の年収の状況がわかる書類(源泉徴収票・所得証明書・確定申告書など)が必要な理由は、毎月の収入を正確に把握するためです。
給与明細書の代わりに、預貯金通帳で確認できる場合には、直近3ヶ月の給与明細書は不要です。もっとも、自己破産や個人再生の場合には、給与明細書から(a)会社独自の積立金・保険がないか否か、(b)会社から給与の前借りをしていないか等がわかるので可能な限り給与明細書を持ってきてもらいましょう。
また、直近2年分の年収の状況がわかる書類が必要であるのは、自己破産と個人再生になります。したがって、債務総額が少なく、年収(又は月収)が十分にある場合には、直近2年分の年収の状況がわかる書類は不要であるといえます。もっとも、源泉徴収票があると、(a)保険料控除を使用しているか否かで保険に加入しているかがわかりますし、(b)手取月収と源泉徴収票に記載されている年収の金額(支払金額)が大幅に乖離していることもあります(※)ので、可能な限り源泉徴収票を持ってきてもらいましょう。
(※)小規模の会社では、従業員の給与を誤魔化していることがあります。その場合には、債務整理(「任意整理」「自己破産」「個人再生」「消滅時効」「過払金」)とは別の法的問題が生じていることになります。
6.預貯金通帳
(1)預貯金通帳が必要な理由
(2)通帳で「現在の財産の額」「財産の種類」「過去の財産の変動」の把握
預貯金通帳で、残高がわかるとは思いますが、財産の種類がわかるとは、どういうことですか?
預貯金通帳の履歴を一行一行読むと、「給与」「電気」「水道」「携帯会社の名前」「保険会社の名前」「クレジットカード会社の名前」「個人名での送金」など、様々なお金の流れがわかります。そして、そのようなお金の流れを把握する中で、債務者の財産の種類を把握することができるようになります。預貯金通帳の履歴を丁寧に一行一行読むことが非常に大事です。
7.家族の職業と収入を記載したメモ
(1)家族の職業と収入を記載したメモが必要な理由
家族の職業と収入を記載したメモが必要なのはなぜですか?
(2)家族の範囲
家族の職業と収入とのことですが、家族とは、具体的には、どのような関係の家族のこと指しますか?
8.借家・駐車場等の賃貸借契約書
借家・駐車場等の賃貸借契約書が必要なのはなぜですか?
9.不動産登記事項証明書・評価証明書
10.保険証書・解約返戻金の証明書
11.車検証
12.必要書類が必要である理由を覚えなくてはダメ?
必要書類が必要である理由を覚えなくてはダメですか? 裁判所が必要だと言っている書類に関しては、必要である理由を覚えることに必要性を感じられないのですが?