本試験当日の持ち物リスト

 本試験会場に持って行かねばならない(持っていくと便利な)物を、思い付く限りピックアップしてみました。
 なお、持ち物は、必す、前日までに準備しましょう。当日は気持ちがかなり高ぶっていますので、当日の準備は少し危険です。

□ 受験票

 試験中は、係員の見やすい机の上に置いておきます(会場に入る時に、係員に提示を要求される場合があります。名古屋では、毎年提示を要求されていたような覚えがあります。)。そういえば、提示といったら、供託法ですよね。あの表覚えてますか。結構、出題されやすいので、忘れていたら思い出してくださいね。

□ HBの鉛筆orマークシート用シャープペン

 鉛筆のみを持って行く場合には、鉛筆はマークしやすいように削っておき、5~10本くらいは持っていく方が望ましいでしょう。

 ところで、受験案内書には「多肢択―式用答案用紙への解答の記載は鉛筆(HB)に限ります。それ以外の筆記具を使用した場合には採点されません。」とありますが、マークシート用シャープペンでも、私自身は合格しているので、(一切責任を持てませんが、)マークシート用シャープペンでも問題はありません。

 通常は、鉛筆よりもマークシート用シャープペンの方がマークするのが早いので、私は、(一切責任を持てませんが)マークシート用シャープペンをおすすめします。

□ プラステック製の消しゴム

 2個用意しておくと、試験中に落としてた場合にでも安心できます。なお、プラスチック製消しゴムも“最高の質”のものを用意しましょう。マークシートは、濃く塗らなければならないため、消すときも大変です。簡単に綺麗に消える消しゴムを用意しましょう。

□ 黒インクのボールペン又は万年筆

 記述式試験の解答に黒インクのボールペン又は万年筆必要です(ただし、インクをプラスチック消しゴムで消すことができるものを除く)。万年筆で記述式試験を受験する猛者はそうそういないでしょうが、万年筆でも記述式試験を受験できます。

 ボールペンに関しては、好みがあるので、なんとも言えませんが、私は、「ジェットストリーム スタンダード 0.38mm」を使用していました。例えば、不動産登記法の記述式は、解答を記述する際には、解答欄の各枠(例えば、「登記の目的」の枠)の上2分の1を空けるようにして記述していました。なぜなら、そうしないと記述ミスして訂正をするとき(例えば、「共有者全員持分全部移転」と記述するところを、「所有権移転」と記述した場合、)に、枠内で書き直すスペースがなくなり焦るためです。いわゆる「枠ズレ」をしてしまった際には大パニックです。その結果、結構、小さく文字を書かなければなりませんので、1.0や0.7では難しく、0.5でも書き難いため、0.38になりました。なお、0.38は、ジェットストリームの中でもある程度、抵抗感のある書き応えなので、それも私としては、プラスポイントでした。

□ お金

 世の中、大抵のことは、お金で解決できます(休眠担保だって、お金を供託すれば消せる場合もあります。)。例えば、電車・バスがストップしたときには、タクシーに乗ればいいのです。もし、忘れ物をしても、試験会場までの途中にあるコンビニで買えるかもしれません。試験後に受験仲間と飲み会に行くことになるかもしれません。だから、お金は多めに用意しましょう。

□ 食事・飲み物

 試験会場の近辺にコンビニ等があっても、混雑等でスムーズに購入できないおそれもあるので事前に準備しておくとよいでしょう。私は、緊張するとお腹を壊すので、毎年、「ストッパ」という下痢止め薬を飲んでいました。

 なお、司法書士試験では、ドーピングが禁止されていないので、「リポビタンD」を朝に飲んでいました(栄養剤は、糖分とカフェインがたっぷりなので、実際に効き目があると思います。ただし、カフェインに弱い人は注意が必要です。)。

□ 時計・眼鏡(コンタクト)

 必す腕時計を持っていきましょう。途中で止まると大いに焦るので、電池の交換などの事前の準備をしておきましょう。できれば時計を2個用意するとよいでしょう。また、眼鏡(コンククト)を利用する方も、スペアを持参しておくと安心です。

□ 六法・参考書など

 試験会場には、旱めに着くように出掛けますので、直前及び昼休みに日を通す六法や簡単な参考書等を用意するとよいでしょう。テキスト等から弱点のページを抜粋したバインダーを持っていく人もいます。しかし、5時間にわたる過酷な戦いが待っているので、絶対にやりすぎないこと。私は、合格した年のみ、昼間は一切、何も目を通さず、喫煙所でお喋りしていました(非喫煙者ですが、付き合いで、なぜか喫煙所にいました。)。六法や参考書等は、その場で、覚え直すというよりも、ど忘れしてしまったことを思い出すために、持って行くようにしましょう。

□ タオル・おしぼり

 試験日は7月。梅雨~夏です。暑さと湿気対策は集中できる環境作りに必須です。名古屋の会場では、暑いことも多く、私は、タオルに水を含ませて、首に巻いて受験していました。

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